電子お薬手帳などお薬管理も進化中
急病や慢性的な病気になったり、体調を崩すと服用するお薬は、医師から処方されたお薬を調剤薬局で受け取ることになります。調剤薬局を利用すると、お薬手帳があるとどんな薬をいつどのタイミングで飲んでいるのかということがすぐにわかるので、いざという時にとても役立ちます。
そんなお薬手帳ですが、紙ベースのお薬手帳から電子お薬手帳へと進化しているのをご存じでしょうか。
様々な分野でデジタル化が進んでいる世の中ですが、調剤薬局でももちろんデジタル化が加速しています。
電子お薬手帳の導入は、有限会社ヒロ調剤薬局でも行われており、患者さんのお薬管理にも役立てていて、安心してお薬を飲むことができるようなシステムを導入しています。
電子化されたお薬手帳は、スマートフォンを通して一括で管理することができるようになり、スマートフォンや携帯電話に服用しているお薬の情報を入れておくことで、お薬手帳がなくても、どのようなお薬を服用中なのか、お薬にアレルギーがないかなどを知ることができます。
このようにお薬手帳が電子化されつつある背景には、東日本大震災があります。震災が発生し、多くの方が避難する中、お薬手帳を持参したという人はほとんどおらず、どんなお薬を服用していたのかを特定できないケースがとても多かったのです。
このことをキッカケに、日本薬剤師会では、お薬の電子化を推進しているのです。服用中のお薬がある場合は、いざという時のためにぜひ電子お薬手帳を使用してみてはどうでしょう。